ヴァンパイヤが総長に恋をした
グイッ
「「優良ちゃん!総長が待ってるよ~」」
『は、はい!』
二人に腕を引かれて、上に行く階段をタッタッタッとのぼり、屋上のドアをガチャっと開けた
「やっときましたね」
「おせぇぞ」
「ごめんごめ~ん」
「女子がうるさくてさぁ~」
殺気&いつも出さない低い声だからね
でも、殺気って、あんなに普通なのかな?
手加減してたのかな??
「どうせ、殺気も出したんでしょう。
優良さん、大丈夫でしたか?」
『え?なにがですか?』
「なにがですか?って、二人の殺気ですよ。手加減ないですから」
『あれ、手加減してたんですよね?
全然大丈夫ですよ?』
首をかしげて言うと、みんな、ポカンとした
「あ、あんまり、手加減してなかったけど…」
「ぼ、僕も」
え?嘘でしょ~