ヴァンパイヤが総長に恋をした



「お~お~。出てきた。
バカだねぇ。そう簡単に、いなくならないし」





クルッと男が炎龍の方向をむく





「「まだいた!!!!!!」」

「ちっ」

「…優良…」





ボソッと、疾風さんが名前を呼んだ。


もう、いい。呼ばないで。名前。



私のこと、嫌いなんでしょ?

邪魔なんでしょ?


気持ち悪いんでしょ?



なら、そんな悲しい目で、私の名前を呼ばないでよ






『龍淵寺さん、時間稼いでて、結界をはる』

「わかった!!!!」





私は倉庫の外にでて、龍淵寺さんと私の荷物をおき、



パーカーと短パンを脱いだ




はぁぁぁ。みんなに、こわな姿みられるなんてね…

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