ヴァンパイヤが総長に恋をした




「それより優良!大丈夫か?
手、怪我してないか?!」





なんで、そんなに心配するの?





「てか、お前、俺の拳、止めたな…」

『あ…』





これでか


べつに、こんなんで怪我するほうがおかしくない?



疾風さんは、3代目の拳を握っている手を自分の方に引き寄せ、怪我してないか確認する





『なんで、怪我するんですか?
あんまり、衝撃来なかったですし、
受け止めたのは、飛んできたからですし、
怪我なんて、しませんよ?』

「たしかに、無傷だ。
…お前、なにもん?」

『くいもん??』

「ちげぇよ!優良は、何者だってことだ!
双子の殺気も怯えてなかったらしいし、
3代目の拳も受け止めるなんて、
普通の一般人じゃねーよな?」





まず、人じゃないし

人一倍運動神経あるし、鼻も良い。

羽もある。

こんなの、化け物だよ





『コウモリ』

「「「「「はぁ??」」」」




ヴァンパイヤと言ったら、コウモリ?でしょ。血もあるけど

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