ヴァンパイヤが総長に恋をした



「よかったらじゃねぇよ。
いいんだよ。
ほら、行くぞ」

『う、うん』


「じゃっ!サユリさんと、カインさんには、
このこと報告しておくから~!
…多分、カインさんはアクア様にすぐさま会いに行くと思うよ♪」





たしかに、お父さんなら来るかも…





『お、押さえておいて…』

「おけっ♪じゃ、疾風君、疾風君っ」





龍淵寺さんは疾風さんにボソッとなにか言った





「ばっ…!!!ん、んな事しねーよ!!」

「フフッ」





疾風さんはなぜか、顔が赤い


私と目が合うと、もっと赤くなって顔をそらされた



え??なに??





「ったく…。優良、行くぞ」

『う、うん。

じゃあ、ごめんね。みんな。
またね?』





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