ヴァンパイヤが総長に恋をした
「ごめんなさいね。今まで言わなくて」
「…いや。正直驚いたけど、優良と結婚できるなんて、めっちゃ嬉しい」
『なっ…//////』
お母さんは「あらあら~♪」なんて言ってる
「どうするんだ?疾風、いっかい、界国行ってみるか?」
「は?…俺が、優良の世界に?…そんなの、いいのか?」
『いいんだよ?ヴァンパイヤなら、界国に入れるよ。
疾風さんは羽ないけど、私があるし、大丈夫だよ?』
絶対に私一人じゃ連れていけない
風に力借りるかな
「…じゃあ、今度行ってみるか」
『うん』
「さ、今日は休みなさい?」
「俺たち、ちょっと今から親だけのパーティーがあるから、家あける。
家、二人だけになるけど、戸締まりするから平気だよな?
疾風、優良ちゃんを守れよ?」
「わーってるよ。優良、行くぞ」
『う、うん』
やばい、傷がズキズキ痛くなってきた
さっきから痛かったんだけど