ヴァンパイヤが総長に恋をした





『お父さん、疾風さん殴ったら嫌いになるよ』

「え?!!!!…じゃあ、やめる」






親の一番の弱点は、子供。だからね






「リアからは契約のことしか教えてもらってないけど
ほかになにかあったのか?」


『え、えっと…。
…ウリエルが、天界から逃げ出して、
私の回りの人、殺そうとしてくる。
昨日、疾風さんも半分殺されて、私が契約したから今生きてるの』





疾風さんをチラリと見る





「…そうか。ウリエル…。
あのクソ野郎」

「あ、えっと…、さ、三代目?これは、どういう?」

「見てわからねぇの??
俺は優良、、アクアの父親。
前までは、ここの使用人の淳だった。

それと、界国の王だ」






うん。それはわかるよ。


昨日疾風さんのお母さんがはなしてくれたからね






「さ、三代目が、優良の父さん…?
まじか…」

「まじ。疾風、これからも、アクアよろしくな」

「は、はい」

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