ヴァンパイヤが総長に恋をした



疾風さんはお母さんと行った。


私はお母さんに言われた通り、廊下を曲がって進んだ





「アクア~」

『お父さん』





進んだ先に、スーツを着たお父さんがいた






「もうお嫁に行くなんてお父さんさみしいぞぉぉーー!!!」

『お、お父さん、籍もいれてないんだから、
正式に結婚はしないよ』

「いや、人間界ではそうだが、
界国では結婚式とあることをするだけで、もう夫婦なんだぞ!!」






あること??






『あることって??』

「よく聞いてくれた!!!

あることとは、

洞窟の中にある指輪を二人で取りに行くことだ」





洞窟の中にある指輪??





「その洞窟は、山の中にある。
冬は地獄だけど、この季節はちょうどいい気温だ」





へぇー…。

洞窟かぁ

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