ヴァンパイヤが総長に恋をした





ドキドキしながら疾風さんと向き合うと、

疾風さんが私のベールをあげた




そして、疾風さんは私にキスをした



その瞬間、12時を知らせる鐘の音とみんなの大きな拍手が響いた






■■■





「どうだった?」

『き、緊張した』

「フフっ。明日は、洞窟に行きましょう?」






洞窟…。

お父さんに聞いた洞窟だ





「と、その前に、今日は満月。
面白いことがあるから、疾風君と楽しんでね♪
私も楽しんじゃう♪」





??なにを??



まぁ、いいか。





私はお母さんの言葉を気にしないで部屋に向かった

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