ヴァンパイヤが総長に恋をした






■■■







「はい、ここが指輪の洞窟よ」

「指輪を見つけたら、右に曲がって真っ直ぐいくと、いいものが見れるからな。

二人以外、誰もはいらねぇから
気を付けろよ?」



『わ、わかった』

「わかりました」





私と疾風さんは、グッと手を握りあって、洞窟の中に入った






「すげぇな」

『…うん』






壁には所々ライトが光っていて少し湿っている地面が見える



少し、風がふいてる





「アクア、どっち」

『え?!私?』






うーん…。

…右から、風…






『右』

「わかった」

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