ヴァンパイヤが総長に恋をした




風をたよりに進んでけば、

いいのかな???





次は左、次も左、次は右。






「あれじゃね?」






疾風さんが指を指すほうには、


左右に松明があり、その中心に、小さな箱が2つあった




疾風さんと近寄って、その箱を開けてみると、






「指輪、だな」

『うん』






銀色で、小さい赤い宝石がついていて、内側には名前と、小さな赤色の水月花がほってあった







「で、カインさんが言うには、ここ曲がればいいんだな?」

『うん』






次は、お父さんに言われた道を歩いた




風だ。





「外だ」

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