ヴァンパイヤが総長に恋をした







ブワッ





『…わ…』





外には、水月花が一面に広がって咲いていた



風で花弁も舞っている






「この花は?」

『水月花。水があって、月にいっぱい照らされていて、
この界国にしか咲かない花。』





たしかに、月の光がよくあたる。


綺麗な水も流れていた






「綺麗な花だな」

『うん』





疾風さんと少しその水月花を眺めて、洞窟をでた


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