ヴァンパイヤが総長に恋をした
「お帰り♪どうだった?」
『綺麗だったよ』
1輪でも綺麗だけど、
2輪も、3輪も集まれば、もっと綺麗になる
「さ、指輪をはめてごらん?」
お父さんに言われて、指輪をつけると、
横腹にチクッと小さな電流みたいのが走った
疾風さんもそうみたいだ
「その指輪をはめると、紋章が浮かぶんだよ」
見えない紋章が??
服をめくって見てみると、赤い水月花の紋章があった
疾風さんも、おんなじのが
「その指輪は、あの水月花畑で誰かが結婚したとき、うまれる指輪なの。
毎回違う指輪でね♪」
じゃあ、この指輪は、私と疾風さんだけの指輪…
「さ、帰りましょ?」
「明日は、婚約祝い&疾風の誕生日パーティー&アクアの誕生日パーティーをしようか」