ヴァンパイヤが総長に恋をした






「お帰り♪どうだった?」

『綺麗だったよ』






1輪でも綺麗だけど、


2輪も、3輪も集まれば、もっと綺麗になる





「さ、指輪をはめてごらん?」






お父さんに言われて、指輪をつけると、

横腹にチクッと小さな電流みたいのが走った

疾風さんもそうみたいだ






「その指輪をはめると、紋章が浮かぶんだよ」





見えない紋章が??


服をめくって見てみると、赤い水月花の紋章があった

疾風さんも、おんなじのが






「その指輪は、あの水月花畑で誰かが結婚したとき、うまれる指輪なの。
毎回違う指輪でね♪」





じゃあ、この指輪は、私と疾風さんだけの指輪…






「さ、帰りましょ?」

「明日は、婚約祝い&疾風の誕生日パーティー&アクアの誕生日パーティーをしようか」








< 318 / 354 >

この作品をシェア

pagetop