ヴァンパイヤが総長に恋をした



「野菜ジュース?!!
僕にもちょーだい!!」

「僕も~!!!」





双子は野菜ジュースと間違えて、血液パックを私の手から奪い取る





「うぎゃぁぁぁぁぁ!!!
やめろー!!!!!!!
死ぬぞ!!!自殺するきかぁぁぁ!!!」


「えぇ~?死ぬの?」

「野菜ジュース飲んだだけで、死なないよ?」


「それは、あー…えー…と…。あ!
薬!!!野菜ジュースの中に、薬が入ってるんだ!!!!
優良さ…、、ゆ、優良は、粉薬が苦手でな?
こうやって、混ぜて飲むと、平気なんだよ!!
この薬は、ゆ、優良専用の、優良の体に合わせた薬だから、他の人が飲むと、自殺とおんなじような事なんだ!!」





お~。ものすごい嘘つきだ

そんなんで、飲むの止めてくれるかな





「はい。かえします!!!」

「まだ、死にたくない!!!」






と、二人は、パックを素直に返してくれた

二人は騙されやすいんだね



二人からパックを受け取り、再び飲み始める

ま、飲まれなくてよかった

まだ、バレたくないから





「なぁ、なんで、いきなり倒れた?」

「びっくりしたんだよ?」

「ギリギリキャッチ!!」

「怖かったんですか?」

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