ヴァンパイヤが総長に恋をした
男の子は、ペコリとお辞儀をして、走って暗闇に消えていった
〔おま…、なに…ものだっ…!!〕
「俺?俺は、炎龍総長。通り名は、
炎金 ーえんきんー。だ」
通り名??
私も、作って見ようかな
「おい。そこにいんのは誰だ」
あ、バレた…?
いつの間にか、疾風さんは、目の前にいた
え、え、どうしよ
「誰だって聞いてんだよ」
いつもの疾風さんじゃない。
すこし、怖い
『え、えっと…。
ヴ、ヴァンパイヤです』
「…はぁぁ??」
う、うわぁ…
私のバカ。
私って事ばれたら、バレるじゃんか
ここは、演技をしようか?
『初めまして。
私は、人間の血を求めるヴァンパイヤです。』