ヴァンパイヤが総長に恋をした


それが、この家のご主人??





「この家はね、、組なの♪」





いきなり、♪をつけてニコッと微笑んだ





『…えぇぇぇ?!!!!!』





組って、あの組?!!





「それでね、まぁ、組は朔の弟さんの息子が継ぐみたいだから、優良はいいのよ?
それと、優良には、兄がいるわ。
兄といっても、私と朔(さく)の子供じゃないわよ?」





朔とは、多分、再婚相手だと思う


てか、兄って…





「兄は、一つ上でイケメンよ~♪
疾風(はやて)君っていうの♪」





兄はどうでもいいよ

それよりも、私がヴァンパイヤってことを知っているのかが…





「大丈夫よ?ヴァンパイヤってことは、知らないから」





よかった…





「今日、パーティーがあるの。
優良の誕生日パーティーよ♪
疾風君は学校行ってるから、
パーティーの時に紹介しないとね。
疾風君に襲われても、喧嘩で倒しなさいよ!!」

『は、はは…。襲われないよ。こんなブス。
それに、私の喧嘩は秘密だよ?』

「そうだったわね…。ごめんなさい」




秘密に、喧嘩も教わっていた

生きていくなら、喧嘩を覚えないといけないからね




「何いってるのよ。優良はかわいいわよ!」
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