ヴァンパイヤが総長に恋をした
遊園地デート







「おい。優良。デートしに行くぞ」

『…はい??』





土曜日の朝はやく。


いきなり部屋に入ってきた私の彼氏こと


疾風さんにそう言われた。





『疾風さん…。頭打ちましたか?』

「打ってねぇよ!
さっさと着替えろ。
下で待ってる」





バタンッ







『で、デート?!!!!!!!///////』






で、デートって、恋人がどっか行ったりすることだよね?!

えぇぇぇ?!!!!!




ど、どうしよ!!!



タンスを開き、着ていく服を選ぶ



お母さんが言ってた。





ーー「デートには、可愛い服を着ていくことっ!ダサいと、他人に見られるのは恥ずかしいから、外に連れ出してくれないのよっ!!気を付けてねっ!」




って、ついこの前言われた

< 54 / 354 >

この作品をシェア

pagetop