ヴァンパイヤが総長に恋をした
お母さんと朔さんは、私と疾風さんが付き合ってることを知らない
疾風さんに言うな!
と、言われているから
よし、これに決めた!!!
白のフワッとしたミニスカートに
半袖の胸元に小さなピンクのリボンがついた白い服。
白ずくめだね
靴は、薄ピンクでいいや
肌の色が気になるけど、いいかな…
お尻より少し長めに伸びた金髪は、
左右下で2つに縛った。
カバンに、血液パックを余分に2つ入れて、お母さんに買ってもらったスマホと財布を入れ、玄関に急いだ
『は、疾風さん!』
「優良。遅い」
『すいません…』
「…その服…」
似合わなかった、かな…
「…………る…」
『へ??』
「だ、だから!似合ってる…」
頬を赤くして、右手で口元を隠し、視線を私からそらす
なんか、、可愛い
でも、よかった。ほめてもらえて
「…ん」
『??』