ヴァンパイヤが総長に恋をした



お母さんと朔さんは、私と疾風さんが付き合ってることを知らない


疾風さんに言うな!
と、言われているから




よし、これに決めた!!!


白のフワッとしたミニスカートに

半袖の胸元に小さなピンクのリボンがついた白い服。


白ずくめだね


靴は、薄ピンクでいいや


肌の色が気になるけど、いいかな…


お尻より少し長めに伸びた金髪は、
左右下で2つに縛った。



カバンに、血液パックを余分に2つ入れて、お母さんに買ってもらったスマホと財布を入れ、玄関に急いだ






『は、疾風さん!』

「優良。遅い」

『すいません…』

「…その服…」






似合わなかった、かな…





「…………る…」

『へ??』

「だ、だから!似合ってる…」





頬を赤くして、右手で口元を隠し、視線を私からそらす



なんか、、可愛い


でも、よかった。ほめてもらえて





「…ん」

『??』

< 55 / 354 >

この作品をシェア

pagetop