ヴァンパイヤが総長に恋をした




ザザァ…


ガヤガヤ ザワザワ






『こ、これが、海?!』

「そ。海の水は飲まないようにな?
しょっぱいぞ。死ぬほど」

『飲まないように気を付けとく』






じっと海を眺めていると、

ポスッと、頭になにかがのり、影ができた






「帽子。太陽、毒なんだからさ」





そういいながら、
淳が私の頭にピンクのリボンがついた麦わら帽子を私の頭に擦り付ける





『あ、
美野子さんも言ってた。

檻の中で過ごしてきてたから、太陽の光とか、浴びないからわかんなかったんだよね。

それと、擦り付けるのやめて』





みんなは。まだ来てないのかな?





「あ、ここ、ホテルな?

すぐ目の前だからちょうどいいだろ」

『で、でか!』





後ろを振り向くと、次は大きなホテル。





「部屋は、楓&奏。俺&麻比呂。
疾風&優良。な?」

『は??』





いや、なんで、、、…

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