ヴァンパイヤが総長に恋をした
恥ずかしいからパーカーをはおり、
パックの入った小さいカバンと淳がくれた麦わら帽子をかぶり、更衣室を出た
人が…。
グラグラしてきそうで怖いな…
更衣室をでると、水着を着た人たちが多い
「あ!!いたいた~!」
「遅いから探したよ~?」
あ、楓と奏。
二人は、人を避けながら私の前にあらわれた
そして、グイグイと私の手を引いてパルソルの下にきた
「麻比呂と疾風は海にいるよ!」
「僕達も行こう?」
『え?!ちょっ!』
無理やりパーカーを脱がされ、麦わら帽子も、カバンもパラソルの下において、
海に入った
『な、なに?!!!!!!
つめたっ!!!!』
「え?そりゃあ、海だもんね?」
「まさか、初めて?」
『…うん』
海すら知らなかったし
「「ていうか、
優良ちゃんかわいすぎ!!!!」」
二人同時にムギュッと抱きつかれた