ヴァンパイヤが総長に恋をした
「今もグラつくんじゃねーの?」
『…ばれた?』
「こ、コノヤロー!!!!
死んでもいいのかよ!!!」
『まだ海に入って5分』
5分で限界か…
夏は嫌いになりそうだなぁ…
「なになに~?二人で秘密の会話??」
「コノヤロー!!!!とか、5分とか、なになに??」
死んでもなんちゃらかんちゃらってところは聞いてなかったみたい。
よかった
「あー。お前ら、優良を5分ごとに休ませてやれよ」
「え~?なんで~?」
「じゃねーと、優良、死ぬからな」
「「「「は???」」」」
『ただ、疲れがひどくなるだけだよ。
淳、死ぬってことは言わないでよ』ボソッ
「へーい」
言うときは、私がみんなにヴァンパイヤって言うときだけ。
言うときはきたらのことだけどね
『私、けつえ…、、薬飲んでくる』
「おぉ」
パラソルの下で血液を飲みながら、みんなが遊んでいる海をボーと眺めていた