ヴァンパイヤが総長に恋をした



喉がかわくな…



コンコンッ



あれ?まだ少ししかたってないけど…




『はい』




ガチャ




〔失礼します。優良様。
奥様が、わたし忘れたと。
このパックを〕

『あっ!ありがとう』

〔いいのよっ!奥様が喉かわいてるかもって、言ってたから〕





はい、その通り。


美野子さんが持ってきたのは、

野菜ジュースのパック。
中には、野菜ジュースじゃなくて、血液。


人間の血ではない。豚の血。


ご飯の時には、1パックくれる


でも、今日はいろいろあったから、貰えなかった。

だから、今。


美野子さんからパックを受け取り、ストローを出して飲む

1日に一回は、血液パックを飲まないと、
私は倒れる。


ヴァンパイヤは、血が、ないと生きていけないから。寿命が来てなくても


血を飲むと、力が出てきたり、体力が戻る。疲れてる時とかに飲むと丁度いいね





〔それと、大笑いしないこと!
牙が見えるから〕

『あ、うん。分かった』

〔じゃ、また後で〕

『ありがとう』

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