ヴァンパイヤが総長に恋をした




なぜ、俺がこんなことを知っているのか、


それは、俺がヴァンパイヤだから。


そして、優良の本当の父親。


ヴァンパイヤ王。


優良は、その娘。



若そうに見えるが、本当はもう500歳は越えている

成長を止めてるだけだから




__ヴァンパイヤのことをはなそうか




俺たち、ヴァンパイヤには自分達の世界、家があった。

この地球じゃない星。


アクラシェア・ヴァン界国という星が。




この地球とは違って、


アクラシェア・ヴァン界国は、月の真横にある小さな星。

だから、この地球よりも月が倍に大きい。

それと、赤い。


真っ赤だ。


暗闇を照す光は、白ではなく、赤。



本当は、季節関係なく、太陽の光はヴァンパイヤに毒。

でも、それは、普通のヴァンパイヤ、


ミヤリ・ヴァンパイヤだけ。




俺と優良みたいなヴァンパイヤのことは、


クラシェ・ヴァンパイヤ。

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