ヴァンパイヤが総長に恋をした




ミヤリは、春、夏、秋、冬。

関係なく体に毒。


だから、人間界にこようとしない。

人間界は、太陽が、あってこそある地球だから



命をかけて行く地球でもない




クラシェは、春、夏、秋、冬。



その中の、一番気温が高くなる夏の太陽が、体に毒。


冬は、ミヤリにも、クラシェにも、ありがたい季節。




ミヤリも、クラシェも、

太陽の光に30分以上も当たっていると、


皮膚から血がにじみでてくる



その自分の血が自分を埋め尽くしたとき、


そのヴァンパイヤは死。




俺は、自分の半分を血で埋め尽くされた。

だから、羽が片方死んだ。




でも、後悔はしてない。

優良を助けるためだったから




優良を人間界につれてきたのは

悪かったのか、よかったのか今でも正直わからない



でも、すこし、よかったと思っている



あの場にいたら、俺も、優良も、
サユリも死んでいた。

ほかの、ヴァンパイヤも。

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