ヴァンパイヤが総長に恋をした



サユリは、俺の嫁。優良の本当の母親。


金髪で、綺麗な海色をした目。


優しくて、おっとりしてて、自分より、他人を助ける。

そんな女性。



優良の金髪は、サユリ譲り。

目は俺譲りの、赤目だったが…






『ん…。…じゅ…ん…?』

「あ!大丈夫か?気分はどうだ??」

『平気…。…ねぇ、淳。私ね、不思議な夢、見たよ』





夢???






『あのね、まだ、小さい私を、
淳にすごい似ている男の人が、抱っこしてたの。
その場所は、赤い月に照らされていたよ。
なんか、見覚えがある場所だった』





優良にも、きちんと言わないとダメだよな






「…あのな、優良」

『…ん?』

「ほんとはな…。優良は、、
この地球の人じゃないんだ。
ほかに、自分の星がある」

『…どういう、こと?』






俺は、全部はなした。


俺が本当の父親ってことも。



アクラシェア・ヴァン界国のことも





side out





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