ヴァンパイヤが総長に恋をした
真実
淳から話を聞いた。
私が、本当は、淳の娘ってことも、
次期ヴァンパイヤ王女ってことも、
全部。
最初は驚いた。びっくりした
でも、信じることにした。
ほんとうに、淳の羽は片方だけだった
私が入っている水の中の血も淳の血。
『そっか…』
「ごめん」
『ううん。いいよ。
本当の自分が知れて、
淳、、お父さんのことも知れて良かった』
私は、淳、じゃなくて、、お父さんに向かって、ニコッと微笑んだ
そしたら、お父さんも、ニコッと微笑み返してくれた
「さ、風呂から上がるぞ。
傷手当てしなきゃな」
『うん』
お父さんに支えられながら、お風呂からでて、
絆創膏やら包帯やら身体中にはられ、巻かれた
『…絆創膏包帯お化けだね』
「ククッ。そうだな。ほい。
これ飲んどけよ」
『あっ。ありがとう』
そういえば、飲んでなかった
だから、酷くなったんだね