ヴァンパイヤが総長に恋をした
「それ飲む前に着替えとけよ」
『あ…。わかった』
お父さんが部屋を出ていったすきに、
短パンとポロシャツに着替えた
足と腕なんて、包帯だらけ
首にも包帯。
頭にも。
頬とかには絆創膏。
お腹にも包帯グルグル。
着替えるのに一苦労だよ
ベッドに座り直して、お父さんからもらった血液をストローをさして飲む
ガチャ
「「ゆ、優良ちゃん」」
「優良さん」
「優良」
部屋に、心配した顔で入ってきた四人
私のグルグルペタペタ状態を見て、目を見開きもっと心配そうな目で私を見てくる
『も、大丈夫ですよ。
あとこれ飲んで、休めば何日かたてば回復すると思います。
ごめんなさい。心配かけちゃって…』
「「ううん」」
「良かったですよ。3代目が死ぬとか言ってましたから、ほんとうに死んだらどうしようかと、思ってました」
「良かった」