イタズラなオオカミ


「ちょっと待て!」


そこにモデル男子が現れた。



「朝の仕返しかよ」


「違う!お前は邪魔するな」



男子2人がにらみ合っている。


ちょっと、これは現実?

何が起きてるのかわかんない。


モデル男子はあたしの隣に立つと肩を抱いた。



えっ?抱いた?



「悪いな、邪魔するさ。俺の女に何か用か?」


さらにあたしは混乱中。

これは夢だ。
あたしの希望が見せてる妄想に違いない。


あたしはその場から逃げ出そうと

あわてて立ち上がる。

その時目の奥に黒い星が光ると
視界が真っ暗になった。




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