眠りの王子と女の子
第二章
母親 side
今日は菜々ちゃんの大好きな
蒸しパン作ってみちゃった♪
これ、お父さんも好きだったな…
お父さんが亡くなってから菜々ちゃん
凄く遠慮する様になったから
菜々ちゃんには申し訳ないな….
でも、奏君と遊ぶようになってから
また明るい菜々ちゃんになって良かった
よし!私は働ける内にバリバリ働こう!
「よし!夕御飯の支度だ!」
ガチャッ
「あ!菜々ちゃんお帰りー!」