イバラの王宮


「陛下!!亜国の女王がお見えになられました!!!」


「なんだって!?」


「女王自らお出ましか…すぐに行こう

リジュン、女王の案内を頼む」


「御意」


「(大方、丁重に断りに来たといったところだろう

使者ではなく、女王自ら来るところがまた面白い…

これほど仮の妃に丁度よい者はおるまい

縁談は必ず受けて貰うぞ亜国の女王…)」


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