イバラの王宮
清国 客間
「(清はほんとに大きな国…
人も土地もたくさんあるり、
街は発展して、洗練されている…
宮廷も豪華で煌びやか…
私の国とは大違い…
…この差はきっと私と清王の力量の差…
はなから断る気でいたけれど、、この縁談を受ければ民は今より豊かな生活ができるのかもしれない…
より、幸せだと感じるのかもしれない…
でもそもそも、何故私に縁談を…?
国はお世辞にも裕福だとは言えないし
何かを企んでるかもしれない…
だとしたら、亜国を渡す訳にはいかない)」
コンコンと音がすると一人の男性が入って来る
「待たせて申し訳ない、私が清王のシュウ・ハクレイだ」