神様、どうかこの人達に幸福を
殺人試験合格
「イッタァッ!!??」
右頬を押さえながら探偵服の少女は
初めて会った時のように口調や雰囲気が荒々しくなった
「さぁ、これで準備は整ったね。そろそろ始めよう殺人試験を」
「おぉ、始めんのか!楽しませてくれよ~♡♡」
三つ編みの女の子は、私にナイフを持たせて
探偵服の女の子はそう言った
「じゃあ、俺が説明するよ
殺人試験の試験内容は、コイツを殺す事」
「...今、なんて」
「コイツを殺す事...簡単じゃね?」
つまり人殺しをする事...?なんで赤髪の男の人は、平気そうに言えるのだろうか
疑問でしかなかった
「そんなのっ!!無理に...」
「コイツは、小さい女の子を
連れ去っては、まるで人形のように
いたぶりレイプした
それでも殺さないのかよ?」
でも、殺していい理由にならない...よね
「悠亜ちゃんがこの人を殺さないと
悠亜ちゃんもこの人も死ぬ事になる」
赤髪の少女はそう言った
ガタガタとさっきまで怯えていた男の人を見てみると
楽にしてくれ、楽にしてくれ、とずっと狂ったように呟いている
その光景に私は決意した
「.........殺せばいいんですよね...」
「うん」
探偵服の少女は、まだかまだかとウキウキしていて
赤髪の男の人は、不敵な笑みを浮かべながら私を見ていた
「...ごめんなさいっ......!」
ナイフを大きく振り上げて心臓に今の思いをぶつけるかのように突き刺した
『ザクッ...』
人にナイフが突き刺さる音が静寂に包まれた部屋に響く
刺した部分からは、血が止まる事なく流れ続けていた
「合格おめでとう、今日から悠亜ちゃんの
コードネームは、イディオム
これからよろしくね」
「...よろしくお願いします」
手に人を刺した感覚が残っていてとてもいい気分じゃなかったはずなのに
どこか人を刺した感覚が心地良いと思ってしまった自分がいて
自分が自分じゃない気がした
○月○日○曜日、私は、罪を犯しました
右頬を押さえながら探偵服の少女は
初めて会った時のように口調や雰囲気が荒々しくなった
「さぁ、これで準備は整ったね。そろそろ始めよう殺人試験を」
「おぉ、始めんのか!楽しませてくれよ~♡♡」
三つ編みの女の子は、私にナイフを持たせて
探偵服の女の子はそう言った
「じゃあ、俺が説明するよ
殺人試験の試験内容は、コイツを殺す事」
「...今、なんて」
「コイツを殺す事...簡単じゃね?」
つまり人殺しをする事...?なんで赤髪の男の人は、平気そうに言えるのだろうか
疑問でしかなかった
「そんなのっ!!無理に...」
「コイツは、小さい女の子を
連れ去っては、まるで人形のように
いたぶりレイプした
それでも殺さないのかよ?」
でも、殺していい理由にならない...よね
「悠亜ちゃんがこの人を殺さないと
悠亜ちゃんもこの人も死ぬ事になる」
赤髪の少女はそう言った
ガタガタとさっきまで怯えていた男の人を見てみると
楽にしてくれ、楽にしてくれ、とずっと狂ったように呟いている
その光景に私は決意した
「.........殺せばいいんですよね...」
「うん」
探偵服の少女は、まだかまだかとウキウキしていて
赤髪の男の人は、不敵な笑みを浮かべながら私を見ていた
「...ごめんなさいっ......!」
ナイフを大きく振り上げて心臓に今の思いをぶつけるかのように突き刺した
『ザクッ...』
人にナイフが突き刺さる音が静寂に包まれた部屋に響く
刺した部分からは、血が止まる事なく流れ続けていた
「合格おめでとう、今日から悠亜ちゃんの
コードネームは、イディオム
これからよろしくね」
「...よろしくお願いします」
手に人を刺した感覚が残っていてとてもいい気分じゃなかったはずなのに
どこか人を刺した感覚が心地良いと思ってしまった自分がいて
自分が自分じゃない気がした
○月○日○曜日、私は、罪を犯しました