幸せの結末
会社では、今まで通りの上司と部下。



『…菜、浅菜。おい、ぼっ~とするな!』

翔に会社で怒られてるのに気づかずに

『はぁ。何かうまくいかないなぁ。』

そう呟いた私…。

隣で立花くんが片手で私の腕を叩く。

『ん?何?』

『何って…。さっきから課長が呼んでるけど。』

『えっ?』

『浅菜!何ぼっ~としてる。これの処理したのは浅菜か?』

そう言って私に書類を見せた。

確認すると、その書類は、午前中に私が処理したものだった。

『はい。私が担当です。』

『そうか…。ちょっとミーティングいいか?』

翔は部長にミーティングの許可を取り会議室に私を連れていった。
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