秘密の記憶は恋の契約
(おおっ!いいぞ、岩下さん!!)


二人きりじゃないのなら、少しはリラックスできるかも。

そう思って、ちょっと安心していると。

「あ!私も行きまーす!」と言って、金田さんが手をあげる。


(えっ!?金田さんも!?)


金田さんは、なんとなく野次馬な気がしたけれど。

それでも人数が多い方がいいか、と、自分自身を納得させて、私たち四人は一緒にランチへ繰り出した。








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