秘密の記憶は恋の契約
「合コンとかで知り合ったのか?」
「ま、まあ・・・そんな感じです」
真横にいる人だけど。
まさかそんなことは言えないので、私は適当に返事する。
「連絡先は知ってるんだろ?」
「はい・・・まあ・・・」
「そうかー!なら誘っちゃえ誘っちゃえ!なんならオレが相談にのるぞ。
こう見えてもな、オレも若い頃は結構モテたんだぞー」
そう言って、岩下さんは丸いお腹をポコン!とたたく。
「あ!知ってます!若い時の写真見たことあるけど、結構かっこよかったですよね、岩下さん」
過去の社内報で見た、という若かりし日の栄光に同意する金田さん。
(そうなんだ・・・。ということは綾部くんも・・・。
いつか岩下さんみたいに、お腹が出たりするのかな・・・)
ぼんやりと、そんなことを思っていると。
「あー!失礼だぞー、美咲ちゃん!
その目は、『私の好きな彼もお腹出るのかしら』って心配してたでしょー?」
(どきっ)
金田さんに図星をつかれ、私は「えーと」と苦笑い。
「ま、まあ・・・そんな感じです」
真横にいる人だけど。
まさかそんなことは言えないので、私は適当に返事する。
「連絡先は知ってるんだろ?」
「はい・・・まあ・・・」
「そうかー!なら誘っちゃえ誘っちゃえ!なんならオレが相談にのるぞ。
こう見えてもな、オレも若い頃は結構モテたんだぞー」
そう言って、岩下さんは丸いお腹をポコン!とたたく。
「あ!知ってます!若い時の写真見たことあるけど、結構かっこよかったですよね、岩下さん」
過去の社内報で見た、という若かりし日の栄光に同意する金田さん。
(そうなんだ・・・。ということは綾部くんも・・・。
いつか岩下さんみたいに、お腹が出たりするのかな・・・)
ぼんやりと、そんなことを思っていると。
「あー!失礼だぞー、美咲ちゃん!
その目は、『私の好きな彼もお腹出るのかしら』って心配してたでしょー?」
(どきっ)
金田さんに図星をつかれ、私は「えーと」と苦笑い。