いつかまたきみといっしょに
私が泣いていたら生活が優しく頭を撫でてくれた。


「大丈夫だよ。絶体に俺が治すから」


「怖いよ 私手術するのが怖い」


私は本当のことを先生に言った。


「ごめんな、いきなり手術なんて言われて怖いよな
でも俺は琴音ちゃんに元気になってほしい
だから手術のこと考えておいてくれないか」


先生は私が泣き止むまでずっといっしょにいてくれた
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