私立宮桜学園物語
「えっと、体育館は…あ、地図がある!
とりあえず地図で確認して…
…って、ひ…広っ!!」
さ、さすが名門中の名門…
東京ドーム何個分だよこれ。
こんなんじゃ今どこにいるのかもわからないよ〜。
「困ったなあ…」
あんま時間ないのに。
「…どうかしたのか?」
「え…?」
「あぁ、悪い。驚かせてしまったな。
俺は2年の九条。君、新入生だろ?」
「あ、はい」
「もしかして、道に迷ったんじゃないか?」
う…図星……
「あはは…その通りです…」
「ははっ、図星か!
よくいるんだよ、うちは広いからな。
…っと、あんまり話してる余裕はなさそうだ。
とりあえず体育館まで案内する。
ついてこい。」
「はい!」
私は歩き出した九条先輩の少し後ろに
小走りで駆け寄った。
それにしても、
なんてかっこいい人なんだろう…
綺麗に整えられた黒髪に、
整った顔立ち。
黒淵のメガネが頭の良さを醸し出している。
なんか…育ちの良さがにじみ出てるなぁ。
とりあえず地図で確認して…
…って、ひ…広っ!!」
さ、さすが名門中の名門…
東京ドーム何個分だよこれ。
こんなんじゃ今どこにいるのかもわからないよ〜。
「困ったなあ…」
あんま時間ないのに。
「…どうかしたのか?」
「え…?」
「あぁ、悪い。驚かせてしまったな。
俺は2年の九条。君、新入生だろ?」
「あ、はい」
「もしかして、道に迷ったんじゃないか?」
う…図星……
「あはは…その通りです…」
「ははっ、図星か!
よくいるんだよ、うちは広いからな。
…っと、あんまり話してる余裕はなさそうだ。
とりあえず体育館まで案内する。
ついてこい。」
「はい!」
私は歩き出した九条先輩の少し後ろに
小走りで駆け寄った。
それにしても、
なんてかっこいい人なんだろう…
綺麗に整えられた黒髪に、
整った顔立ち。
黒淵のメガネが頭の良さを醸し出している。
なんか…育ちの良さがにじみ出てるなぁ。