ひねくれ次女とヤンキー君。





その声に反応して後ろに振り返る。




「もしかして、俺に会いに来てくれたの!?」




その声の持ち主は、もちろん近藤くんで。




目をキラキラさせながら一人で盛り上がっている。




「そんなわけないじゃん」



昨日、借りた地図を返しに来ただけだし。




「そっか、そっか。なら屋上行こう!」





「え、?」





あたし達、会話成り立ってないんですけど。









< 24 / 42 >

この作品をシェア

pagetop