ひねくれ次女とヤンキー君。




──カランカラン




「いらっしゃいませ」




愉快な鈴の音と共に店員さんの声が聞こえた。





お店の中は冷房が効いていて涼しい。




まだまだ5月というのに太陽が照りつけ、少し歩けば汗がてできてしまう。




「これかわいい」




あたしは目の前にあったうさぎのキーホルダーを手にとった。





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