揺恋〜変わらずに揺らぐ気持ち〜





――――


「ごちそーさま!!今日も美味しかった♡特にこれっ!」


「それ、市販のもとを和えただけだよ。今日は僕のとこも親がどっちも留守だったからもてなせなかったけど。 …! 」




「ん?」




フッ…






///!!



「な、なに?!」





奏人がいきなり私の隣に近づき頬に手をかざしてきた。




「っ! や、ごはん、ついてたから。ほら。」


「あ、ほんとだ。」




ご飯ついてただけか。




私ってばなにか勘違いしてたかも…。





ボスッ



ピッ



私はソファーに座りテレビをつけた。





「まだ9時30分かぁ〜あーでも、そろそろ帰るかな」




「ねぇ 美結奈…」



「なn…!!!!!」




ドサッ





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