ずっと、すきでした。
「んー…、疲れたぁ~」




ぐんっ、と大きく伸びをした時、同時に閉まっていた教室の扉がガラリと開いた



「「あ。」」


声が重なる。


そこに居たのは、バスケ部のユニフォームを着た三宅くん。





「何してるの?」

そう言ってチラリとプリントを一瞥する。




「あぁ、えと…雑用、みたいな」




「そっか」




「うん…三宅くんは、どうしたの?部活は?」



目線をプリントに落としたまま話しながら、パチリとホッチキスで留める。



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