ずっと、すきでした。
手をぎゅっと握ってくる麻衣子。






大丈夫だよ、と言ってくれているような気がした。







私も、ゆっくりと優しく握り返す。









そして、一歩を踏み出した。




「「みんな、おはよ!」」







「憂ちゃん、麻衣子ちゃん!おはよう!
あっ、憂ちゃん髪切ってる~かわいい!!」





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