ずっと、すきでした。
「その時から、気になり始めたの。
彼女を殺した男の娘が何を言ってるのかと笑うかもしれない。

でも、それでも…これだけは伝えたいの」



真っ直ぐに瞳を見つめる。





三宅くんも、決して目を逸らそうとは
しなかった。








「私は、あの日からずっと




三宅 章くん、





















あなたが好きでした」













「…」








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