ずっと、すきでした。
1ーC
そう書かれた紙が貼ってある教室に、足を踏み入れる。
すると、そこで見た光景。
「曜子ちゃーん明日遊ぼー」
「みんな聞いて、彼氏がね…」
「えー、嘘だろお前別れたの!?信じらんねぇ」
「俺らのクラスの担任、ハゲてるらしいよ!」
目を疑った。
嘘…ちょ、…ちょっと待って…?
みんな、今日が初顔合わせなんだよね…?
もうグループ出来ちゃってんの!?
「ね、ねぇ麻衣子…」
くるりと隣を見るとそこには居なかった。
「あれ、どこに…」
キョロキョロと周りを見回せば、廊下に麻衣子を発見!
…したのはいいんだけど。
チャラチャラした男子達と楽しそうに話してるし。
「麻衣子まで…いつの間に…」
ぶぅっ、と不貞腐れながら仕方なくクラスの人達を観察する事にした。
そこで教室の隅で女子が団子になっているのを見つけて何事だろうかと気になり、さり気なく近寄って様子を見てみる。
「!?」
嘘…だって、そこにいたのは…
「さっきの人…」
同じクラスだったんだ…。
私があまりにも、見つめすぎていたからか、ふと男子生徒と視線が絡む。
その男子生徒は、先程とは全く違う爽やかな笑顔で「おはよう、神野さん」と挨拶をしてくれた。
「お、おおおはよっ!あ、あの。先程は、」
キーンコーンカーンコーン…
「えーと、なにか言ったっけ?」
困ったように微笑む男子生徒。
「い、いえ!!!!!!じゃあ、私、戻るね!!!!!!」
チャイムのタイミング…最悪だぁ~(泣)
落ち込む私をおいてホームルームは進んでゆく。
さあさあ、やって来ました自己紹介。
私はこれが1番苦手。
「か、神野憂です。よろ…よろしく」
噛みまくってしまったけど、そこはご愛嬌!!!!!!
いきなりクラス全員の名前は覚えられないので、取りあえず席が近くの人を覚えることにした。
右隣が齋藤くんで、左隣が四ノ坂さん…
前が垣内くん、後ろが南田さん。
あとは…
「三宅、章(ミヤケ ショウ)。小学からバスケしてました。よろしく」
あの子…三宅くんて言うんだ…。
今度またお礼言わなきゃ。
そしてこの日の学校は終了となった。
そう書かれた紙が貼ってある教室に、足を踏み入れる。
すると、そこで見た光景。
「曜子ちゃーん明日遊ぼー」
「みんな聞いて、彼氏がね…」
「えー、嘘だろお前別れたの!?信じらんねぇ」
「俺らのクラスの担任、ハゲてるらしいよ!」
目を疑った。
嘘…ちょ、…ちょっと待って…?
みんな、今日が初顔合わせなんだよね…?
もうグループ出来ちゃってんの!?
「ね、ねぇ麻衣子…」
くるりと隣を見るとそこには居なかった。
「あれ、どこに…」
キョロキョロと周りを見回せば、廊下に麻衣子を発見!
…したのはいいんだけど。
チャラチャラした男子達と楽しそうに話してるし。
「麻衣子まで…いつの間に…」
ぶぅっ、と不貞腐れながら仕方なくクラスの人達を観察する事にした。
そこで教室の隅で女子が団子になっているのを見つけて何事だろうかと気になり、さり気なく近寄って様子を見てみる。
「!?」
嘘…だって、そこにいたのは…
「さっきの人…」
同じクラスだったんだ…。
私があまりにも、見つめすぎていたからか、ふと男子生徒と視線が絡む。
その男子生徒は、先程とは全く違う爽やかな笑顔で「おはよう、神野さん」と挨拶をしてくれた。
「お、おおおはよっ!あ、あの。先程は、」
キーンコーンカーンコーン…
「えーと、なにか言ったっけ?」
困ったように微笑む男子生徒。
「い、いえ!!!!!!じゃあ、私、戻るね!!!!!!」
チャイムのタイミング…最悪だぁ~(泣)
落ち込む私をおいてホームルームは進んでゆく。
さあさあ、やって来ました自己紹介。
私はこれが1番苦手。
「か、神野憂です。よろ…よろしく」
噛みまくってしまったけど、そこはご愛嬌!!!!!!
いきなりクラス全員の名前は覚えられないので、取りあえず席が近くの人を覚えることにした。
右隣が齋藤くんで、左隣が四ノ坂さん…
前が垣内くん、後ろが南田さん。
あとは…
「三宅、章(ミヤケ ショウ)。小学からバスケしてました。よろしく」
あの子…三宅くんて言うんだ…。
今度またお礼言わなきゃ。
そしてこの日の学校は終了となった。