あなたを待っている
『たこ?どうした?』
『由希美ちゃん泣いてる!たなくん、何で由希美ちゃんを泣かせてるの?』
瑞穂ちゃんは、たなくんが掴んでいた手をペチペチと叩いて、私の腕を解放する。
『俺?たこ!何、泣いてんの?どうした?』
たなくんの声にも顔を上げることも出来ず、俯いたまま。
『あ~あ、たなくん、やっちゃったなぁ。俺ら帰るから、後は、2人で話し合いなよ~。じゃ、お先~。』
大ちゃんは、そう言って瑞穂ちゃんの手を掴む。
『えっ?大ちゃん、由希美ちゃん泣いてるから、私、帰らないよ。手、離して。』
『ダメ。瑞穂、走るぞ。』
大ちゃんに引っ張られ走っていく瑞穂ちゃん。
『由希美ちゃん泣いてる!たなくん、何で由希美ちゃんを泣かせてるの?』
瑞穂ちゃんは、たなくんが掴んでいた手をペチペチと叩いて、私の腕を解放する。
『俺?たこ!何、泣いてんの?どうした?』
たなくんの声にも顔を上げることも出来ず、俯いたまま。
『あ~あ、たなくん、やっちゃったなぁ。俺ら帰るから、後は、2人で話し合いなよ~。じゃ、お先~。』
大ちゃんは、そう言って瑞穂ちゃんの手を掴む。
『えっ?大ちゃん、由希美ちゃん泣いてるから、私、帰らないよ。手、離して。』
『ダメ。瑞穂、走るぞ。』
大ちゃんに引っ張られ走っていく瑞穂ちゃん。