あなたを待っている
俺の住んでるマンションは、スーパーから5分くらいのところにある。

由希美の手を握りしめ、マンションまで連れてきた。

部屋の扉を開けて由希美を部屋に入れる。

『おじゃまします。』

そう言いながら、1LDKの俺の部屋をキョロキョロを見回す由希美。

俺はローテーブルの上に買ってきたものを並べながら由希美に座るように促す。

俺はキッチンに入り、皿や箸などを用意しリビングに戻る。

由希美は、相変わらず、部屋の中を見回していた。

『何か、珍しいものでもあった?』

俺の問いかけに由希美は、

『あのっ、彼女は?まだ帰ってきてないの?』

不思議そうな顔をした。


俺は由希美の隣に座り、

『まずは乾杯して、それからでもいい?』

そう言いなが由希美にカクテルの缶を手渡し、俺はビールを手に取った。


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