あなたを待っている
『意地悪なんてしてないよ。瑞穂は、どうしてほしいの?』

俺の問いかけに、瑞穂は目に涙を溜めて首を横に振る。

俺は瑞穂の唇にキスしながら

『何、泣いてんの?意地悪しすぎたか?』

瑞穂は目から涙をポロリと溢しながら首を横に振る。

そして

『大ちゃん…』

と可愛い声で俺を呼んでキスをねだる。

俺は瑞穂にキスしながら、ゆっくりと俺自身を瑞穂の中に沈める。

『あっ…はぁっ…大ちゃっ…。』

入れたばかりなのに瑞穂は身体をビクビクと震わせている。

『瑞穂…もうイキそう?』

『うん。』

瑞穂は俺を抱きしめながら耳元で囁くように言った。

俺は少しずつ動きを早める。

『大ちゃんっ…あっあっあぁ…そこダメっ…』

瑞穂がダメと言う場所を重点的に擦り上げる。

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