あなたを待っている
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そして今日、鍵の引き渡し日。
不動産屋さんに着くと、物件を案内してくれた阿部優希さんと大塚由華さんが対応してくれた。
大塚さんは、私達が住む物件に住んでいる社員さんで、しかも同じ階に住んでいる人。
『同じ階に住んでいるので何かあったら、いつでも言ってくださいね。』
『ありがとうございます。よろしくお願いします。』
私達は鍵を受け取り、そのまま新居へ向かった。
部屋に到着してすぐに、新しい家具や前の部屋からの荷物が届けられた。
大ちゃんと瑞穂ちゃんが手伝いに来てくれたので、あっという間に作業終了。
引越そばを…と思ったけど、大ちゃんからのピザが食べたいというリクエストに応えて、デリバリーのピザを注文。
ビザが届き4人で楽しく食べていると大ちゃんが
『俺ね、来月から正社員になることにしたんだ。』
と言い出した。
『えっ?いつ決めたの?』
瑞穂ちゃんも聞いていなかったようで驚いていた。
『2ヶ月くらい前かな?たなくん達が入籍した辺りにね、山ちゃんに相談して決めたんだ。』
『じゃ、早番も遅番もどっちもやらなきゃだから大変になるね。逢える時間、減っちゃう?』
瑞穂ちゃんは不安そうに大ちゃんを見つめる。
不動産屋さんに着くと、物件を案内してくれた阿部優希さんと大塚由華さんが対応してくれた。
大塚さんは、私達が住む物件に住んでいる社員さんで、しかも同じ階に住んでいる人。
『同じ階に住んでいるので何かあったら、いつでも言ってくださいね。』
『ありがとうございます。よろしくお願いします。』
私達は鍵を受け取り、そのまま新居へ向かった。
部屋に到着してすぐに、新しい家具や前の部屋からの荷物が届けられた。
大ちゃんと瑞穂ちゃんが手伝いに来てくれたので、あっという間に作業終了。
引越そばを…と思ったけど、大ちゃんからのピザが食べたいというリクエストに応えて、デリバリーのピザを注文。
ビザが届き4人で楽しく食べていると大ちゃんが
『俺ね、来月から正社員になることにしたんだ。』
と言い出した。
『えっ?いつ決めたの?』
瑞穂ちゃんも聞いていなかったようで驚いていた。
『2ヶ月くらい前かな?たなくん達が入籍した辺りにね、山ちゃんに相談して決めたんだ。』
『じゃ、早番も遅番もどっちもやらなきゃだから大変になるね。逢える時間、減っちゃう?』
瑞穂ちゃんは不安そうに大ちゃんを見つめる。