闇の少女~復讐劇~
キモイ。

私の足元で血だらけで倒れている旬くん。

わたしは無言で璃玖斗の縄を切った。

そして、鍵を渡した。

蘭「この鍵、私の…華の家の近くの倉庫の鍵。そこにあんた達の家族がいる。皆を助けて。」

璃「は?お前はどーすんだよ。」

私は、璃玖斗が好きだともう一度確信した。

そして、次殺されるのは璃玖斗だって分かった。

だって奏が璃玖斗の後ろに回ったから。

だから、助けなければならない。

まだ、高校生だ。

まだまだ楽しい事を知って欲しいってわたしも同じ年だけど。

まぁ、わたしが早生まれで1歳年下だけど、ってそんなことどーでもいい。

< 355 / 370 >

この作品をシェア

pagetop