月影の涙Ⅱ～私はただの人形～【完】

ﾚｯﾄﾞﾛｰｽﾞ「もぅ、逃げない。昔みたいにはなら
ない。」

ソウ「お前……」



葉月はクルリと振り返り刀を下におろした。


組「あれー？もー終わりぃー？」

ﾚｯﾄﾞﾛｰｽﾞ「……ふふっ」

組「あ？何笑ってんだおら！」

ﾚｯﾄﾞﾛｰｽﾞ「ふふっ あはは！！」

組「ふざけてんのかぁ！！！！！」


ﾚｯﾄﾞﾛｰｽﾞ「ふっ、きゃは！きゃはははは！！」

組「は？」

ﾚｯﾄﾞﾛｰｽﾞ「ｸｽｸｽ。」



ｽﾊﾟｰﾝｯ


組「な、何！？」


ｽﾊﾟｰﾝｯ ｽﾊﾟｰﾝｯ ｽﾊﾟｰﾝｯ


一気に１０人切り倒した。
クルッと振り返った。

髪の毛が前に垂れる。
そこから見えた片目。すごく笑っていた。

ﾆﾀﾆﾀと。不意に口角が上がる。


ﾚｯﾄﾞﾛｰｽﾞ「ねぇ。 私と遊んでよ！
きゃは！きゃはは！きゃはははは！」


本当に葉月なのか？雰囲気が違う。
なんかこの葉月は幼い感じだ。


ﾚｯﾄﾞﾛｰｽﾞ「ねぇ。もっと赤いのチョーだいよ！
ねぇ！！！ふふww遊んでよ！！」