月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】
ジーー
なんか視線が痛い。
ってあれ?海達が授業をちゃんと受けてる。
晴「なんだお前らも居たのか。」
海「居ちゃ悪いでしょうか?」
虎牙「まぁまぁー喧嘩はよしてよー」
海「まだ瑠璃の事を考えているならもぅそろ
諦めたらどうですか?いいかげんにす
れば?」
晴「………」
海「クスクスクスッ、返す言葉がありませんかぁ~?
そうでしょうね。現実を見たらねぇ~?」
うわぁ~海、(゚Д゚)ウゼェェェ
海が怒るとこんなになるのか。
敵に回しちゃいけないタイプか
言っていいかな?いいよね?いいんだよね?
いつかわ言わなきゃいけない事だし。
晴「もぅ、瑠璃には会った。」
星華「……え?はぁぁぁぁああああ!?!?」
めっさ声でけーよ。あっこれ仮にも授業中な?
晴「うるせーよ。声でかい。」
海「えっと、待ってください。会ったって本当
ですか?」
晴「本当だよ。」
虎牙「どうやって?」
晴「俺から会いに行った。」
海「どうやって?」
晴「は?だから何回も言わせるなよ。」
海「違います。ブラックですよ?
そうそう会えません。だからどうやって
居場所を掴んだんですか?」
晴「え、なんかパソコンで、ちょちょちょい
って。」
海「はぁ~?そう簡単に出てくる訳がないで
しょう!!」
晴「なんでだよ?だってでてきたんだもん。」
海「殺し屋ですよ?簡単に場所がわかる訳
ないじゃないですか。あちらはバレたら
仕事にならない人達ですよ?」
晴「いゃ、それはわかってる。
だけどでてきたんだよ。なんなら海。
パソコンをかせ、証拠を見せてやる。」
海「やって見てくださいよ。」